東京シャイネス

細野さんのナマ歌を聴くのは何年ぶりだったでしょう。確か1976年頃、紅葉坂の横浜市教育会館でのティンパンアレーのライブ以来、のような気がします。 定員500人ほどの小さな所でしたが、昼間の公演だったせいか(人気がなかったのか)、ガラガラの入りだったような憶えがあります。矢野顕子さんも一緒の ステージだったのに勿体ないことでした。この時の細野さんはマリンバを弾いていてましたが、弾けるリズムに度肝を抜かれたまま、坂を下った記憶が残ってい ます。

さて今回の九段会館もやはりガラガラ(嘘)、バンドの編成はドラム、ウッドベースにギター、スティールギター、マンドリン、アコーディオン、細野さんは全曲リードヴォーカル、ほとんどの曲でガットギターを担当していました。

演奏曲目(順不同):
ろっかばいまいべいびい
風をあつめて(「この歌歌えないな」コメント入り、失敗ヴァージョン)
暗闇坂むささび変化
終りの季節
恋は桃色
チャタヌガ・チュー・チュー(「一番難しい曲」)
Lotus Love
ハイヒール・スニーカー (ジャムセッション風)
Pom Pom蒸気
僕は一寸
夏なんです
はらいそ
風をあつめて(「75点くらい」のやり直しヴァージョン)
幸せはっぴい(高田漣さんのスティールが最高)
新曲

バンド名そのままに各楽器のソロはあまりなく、アンサンブル重視の簡潔な演奏が多かったようです。軽妙なおしゃべりも楽しめました。欲を言えば、もう2.3曲聴きたかったところではありますが、最後にホソノダンスも見れたのでとりあえず良かったです。
次は「左の西部講堂」(笑)で行われるそうです。
12.27.2005
cup

BACK